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体験と経験


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 こんにちは!暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。私は冷たいアイスが欠かせない毎日を過ごしています(笑)

 今回は旅行やアウトドアなどなど普段とは違ったことがたくさんある夏(夏だけではないのですが…)ということで、体験と経験についてのお話です。


 「それ、経験のためだよ」って言われたこと、ありませんか?

 何かに挑戦しようとした時や、初めてのことに取り組む場面でそう言われたことがある人は多いのではないでしょうか。


 でも、ここで少し立ち止まって考えてみてください。

 そもそも「経験」って何でしょうか。そして、「体験」とはどう違うのでしょうか?

 「どうしたんだ急に?」と思わず、ちょっとだけ聞いてください。


 大人はよくこの言葉を子どもや職場の若手等に対して使いますが、その違いを正確に説明できる人は意外と少ないのではないかと思います。

 私は、この言葉の意味がきちんと理解されていないと、本来持っている言葉の力を発揮しきれないのではないかと感じています。ですので、子どもたちにどれをどういった風にしたら良い体験と経験が積めるのかを考えながら関わっています。


 「言葉を理解する」ことは、「物事の構造や目的(ロジック)を理解すること」につながり、それが「ゴールを見据えた行動」に変わり、結果として「意味のある連続した行動=経験」へとつながっていくからです。


 例えば、映画を思い浮かべてください。アニメでも、パラパラ漫画でも構いません。

作品はすべて、一コマ一コマの絵が連続してつながることで成立しています。


 この一コマ一コマが「体験」、そして、それらがつながって一つの物語として意味を持ったものが「経験」です。


 もし一つひとつの体験がバラバラで、流れや脈絡がなければ、それは作品として完成しません。同じように、どれほどたくさんの体験をしても、それらがきちんとつながっていなければ、「経験」にはならないのです。

 その結果、身につくべき「経験値」にもならないことが多いのです。


 その体験は、しっかりと「連続性」を持ってつながっていますでしょうか?

 もし、途中で突然主人公が入れ替わってしまうような物語になっていたら、それは経験ではなく、ただの断片的な体験かもしれません。


 だからこそ、ひとつひとつの体験を振り返り、意味づけしながら積み重ねていくことが大切です。そうして初めて、体験は「経験」となり、自身の糧になっていくのだと思います。


 今日の体験が、明日のあなたをつくる。

 そんな思いで、日々をつないでいきたいですね


(文責:熊谷)


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