小さな革命を
- グループホームすずらん

- 12 分前
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本格的な冬が近づいてきて年末まで1ヶ月半…きっと一瞬だろうなと思う今日この頃です。
すずらんスタッフの橋本です。
歌手のSUPER BEAVERさんの「小さな革命を」という曲。昨年2024年に発売され、SUPER BEAVERさんの真っ直ぐな言葉と熱量が聴く人の心に火を灯すような曲なのですがとても私たちの利用者の方たちへの支援という面にも刺さる歌詞で最近よく仕事の前に聴いたり歌詞を流し見たりしています。
「小さな革命を」社会変革を掲げる曲かなとタイトルを見ただけでは思ってしまいますが「一人ひとりが何を感じ、どう変わろうとするか」という”当事者意識”が根底にあります。革命というちょっと構えてしまう単語が使われていますが決して大それたものではなく、あくまで自分のなかにある変化を促すための言葉として使われています。
SUPER BEAVERさんは「今の社会や日常に対して思うことを、誰かのせいにせず自分ごととして捉える」ことを意識した一曲だと説明しています。
この曲の中で繰り返し語りかけられる「当事者であれ」という歌詞。世の中、日常の矛盾や不満に対して他人事ではなく「自分はどうしたいのか」「自分に何ができるのか」と問う姿勢が歌詞全体で語られています。
1番のサビまでの歌詞です。
「歓びがもし倍になったって 哀しみは半分になったりしない
ほんとうの意味で痛みは分かち合えない
誰が立ち上がるんだ
時に弱音 零したって 構わない
それでも何がしたい?
損得も 忖度も
死ぬ間際に抱きしめるようなもんかよ
ただ吸って 吐いているだけで 十分ならば
君は苦しまない
愛とか 夢だとか 希望とか 未来のこと
そっと声にして
小さな革命を 胸の内を明かす勇気
小さな革命を 変わりたいと望むのなら
小さな革命を 自分はどうありたい
小さな革命を 当事者であれ 当事者であれ
”大きな世界が変わらないとしたって
君の夜明けのきっかけになれたら”」
すずらんには虐待やネグレクトを経験している利用者さんも多くいます。
ですがそんな中でできるだけ楽しい日常を提供できるように日々スタッフは考えています。
そうやって歓びや楽しい記憶をいくら増やしても、増えたその分過去の哀しみが減ることはなく、私たちのせいではないのですが本当の意味で痛みを分かち合ってあげられないという思いは私たちの中にあります。
時には弱音などを零してそれでも変わりたいと望むのなら、「当事者であれ」という言葉通り利用者さん本人も何がしたいか、どうしたいか当事者として考えれれる手助けをしていきたい。そのために胸の内を明かせる信頼関係を築いていきたい。
利用者さんたった10人だけのことですが
「大きな世界が変わらないとしたって ”君”の夜明けのきっかけになれたら」
引用:SUPER BEAVER「小さな革命を」




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