体感型防災アトラクション
- グループホームティーツリー

- 10月12日
- 読了時間: 2分
おはようございます。すっかり季節は一つ先へ進んだ感じですね。
今回のブログはグループホームティーツリーのSが書かせていただきます。
この夏私たちは「体感型防災アトラクション」に6人で参加しました。
南区で開催され、ゲーム感覚で学べるならわかりやすいかも…と思い会場へ
一歩入ると、暗い中警報音と映像に包まれ緊張感は本物でした。
ミッションは災害発生後の混乱の中で、必要な情報を集め脱出すること。
もっとも試されたのが自助(自分で自分の身を守る)でした。
大きな音や周りの動きに焦らず行動出来るか心配でしたが、利用者さん3人はどうしたらよいのかわからず立ちつくしていました。
声を掛けると「わからない、出来ない」と言って先に進む事が出来ませんでした。
その中1人の利用者さんは情報集めに動き回っていました。
6人チームでそれぞれ得意な事、職員がサポートすべき事を瞬時に判断する必要があることを再認識し『みんなで声を掛けあう』行動こそが命を守る共助(お互い助けあう力)の要であると思い、これからの課題だと気づきました。
ミッション終了後の解説は学びを定着させる上で重要でした。
大規模災害時における公助(行政や消防などによる支援)それぞれが届くまでの『タイムラグ』についても学びました。
後日ホームで振り返りを行い具体的な話し合いとなりました。
『行動出来なかった』『判断に迷った』などリアルな予行演習となり、チームでカバーすべき課題となりました。
『トリガー役』を事前に決める。誰を最優先するかなど沢山の意見がでていました。
ホームに職員が居ない時はどうする?
不安が大きくなる場面もありましたが、備品の確認や使用方法、ハザードマップでの避難場所の経路、玄関前には水のう。停電や騒音で声が届かない時は懐中電灯の光など、視覚的な合図を使った伝達訓練も必要ではないかと思いました。
今回の体験で私達の『自助』『公助』が命を繋ぐ唯一の手段であるという現実を『自分ごと』として受け止める事が出来ました。
貴重な体験を活かし、感じた危機感を具体的に結び付け考え取り組んでいきたいと思います。





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