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執筆者の写真株式会社ブルースター

螺旋(らせん)階段を思い描いて!!


おはようございます!!

週末からの急激な寒さにお布団から出たくない季節になってきたよね~と朝から利用者さんんと話が盛り上がっております。幾つかの流行り病も猛威をふるっていますので皆さんお気をつけてくださいね。


さて下の絵ですが、そう「螺旋(らせん)階段」です。

私たちが普段何気なく「成長する・成長している」という言葉を思い描くときに

「階段を上る」姿を想像するかと思います。その階段は真っ直ぐ一直線に上る階段を

想像したりしていませんか?


お世話になっているカウンセラー(臨床心理士)やドクターがよく伝えてくれることが

「 頭に螺旋階段を思い描いてみて!そこをあなたは歩いているのよ。

  戻っているように見えても確実に少しずつ前にも上にも進んでいるからね。

  万が一階段から落っこちたとしても、螺旋階段はすぐ下にまた階段があるから大丈夫。

  そんなに大けがはしないからね。」

一直線の階段だったらある程度の所まで上れたとしても失敗して(人は必ず失敗します)

階段から落っこちてしまった時の衝撃が痛すぎるし大きなケガをしてしまいます。

人間の成長は行ったり来たりしつつ、その人の階段をゆっくりでも上れていると実感する

ことが大事だと先生方はお話しします。


「私は成長できてる?」「同じところでずっと止まっている気がしている」

「自分に成長なんて無理な気がする」・・・と発言する利用者さん達はたくさんいます。

特性の強さや、PTSDの症状が強い彼らは自分の頑張りが分かりづらいことが多々あります。スタッフ自身も支援しながら彼らは前に進めているのだろうか、この支援方法は合っているのだろうかと不安になることがあります。

そのような時には「螺旋階段」を思い出すように伝えています。

戻っているようでも登っています。人は日々必ず成長しています。

「同じように感じる毎日でも、全てが全く同じということは絶対にありません。」

これもドクターの言葉です。


これらの言葉は特性の有る無しに関わらず子育てをしている方や勿論ご自身に当てはめて

みても良いかもしれません。みんなそれぞれが自分の螺旋階段を日々上っているのです。

隣人がどこを歩いていたとしてもそれは他人の階段、自分の階段を少しずつ歩んでいけば良いのではないでしょうか。


来週はいよいよ12月となります。

放課後等デイサービスもグループホームもクリスマスや年末年始の準備が始まっています。

華やかな空気に包まれる中で孤独を感じる方も多くいる時期となります。

少しでも利用者さんや子供達が穏やかな時間を送れるようにスタッフ一同、残りの1か月を

走り切りたいと思っておりますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。


【文責:花岡】









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