こんにちわ
毎年4月2日~4月8日は「発達障がい啓発週間」といいます。そして4月2日は国連が定めた「世界自閉症啓発デー」となっています。
「発達障がい」という言葉を耳にしたことはありますか?
日本には発達障害者支援法という法律が平成16年12月にできています。その中での定義を見てみると・・・発達障害とは、「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害」であってその症状が通常低年齢において発現するものとして政令で定めるものをいう(発達障害者支援法第二条)・・・と記載されています。聞き慣れない言葉が並んでいると思われる方も多いのではないでしょうか。
一つ一つの障害名に関する詳細はまた日を改めて、一つずつお話しをする機会を持ちたいと思いますが興味のある方は、発達障害情報・支援センターのページを覗いてみてください。
とてもわかり易く丁寧に書かれています。
当社のデイサービスにもグループホームにも発達障がい児・者と呼ばれている方々がいらっしゃいます。同じ障がい名が着いていても本当に個人個人バラバラの特性を持っています。
自閉症だから〇〇。アスペルガーだから〇〇・・・といった大枠で括れてしまうこともあるかもしれませんが実際彼らとの生活を共にしていると、本当に個々人の個性、今まで生きてきた家庭環境や教育環境、障がいとは別の遺伝的なこと等など挙げればキリがないほどの個性の塊であります。そして一人ひとりが自分の特性と向き合い、時に『みんなと一緒ができないという事』に悩み苦しみながら、それでも現代社会で生きていくにはどうすれば良いかと日々スタッフと一緒に試行錯誤しているのです。
ページの上に掲げた『ブルー』ですが、2007年に国連が『世界自閉症啓発デー』と制定しました。その翌年にランドマークを「癒やし」や「希望」を意味する青色にライトアップすることで自閉症などの発達障害への理解を呼びかける活動が米ニューヨークでスタートしたことが始まりで、今では世界の様々な所で啓発週間中は「ブルー」にライトアップされる場面が見られることと思います。
「発達障がい啓発週間」という特別な一週間だけではなく気になった時には是非様々な方法で調べてみていただきたいと思います。
【文責:花岡】
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