残暑お見舞い申し上げます。
早朝(5時頃)はほんの少し秋の風を感じられますが、まだまだ日中は暑さが堪える
日々ですね。皆様、夏バテなど体調を崩してはいないでしょうか?
さて8月24日25日とサイボウズ本社で行われた『第一回本質行動学会(EMSDAYS)』に社員4名と参加して参りました。(東京のビルの27階からの眺めは素晴らしいかった)
「本質行動学」って何?と思われる方が多いかと思います。
本質行動学とは「本質を把握し望ましい状態を実現していく学問」です。詳細はリンクを張っておきますのでご覧になってみてください。
本質行動学の中でも中心的に大事な3つの原理↓↓↓(他にもある)を軸に、EMSで学んできた(いる)様々な人や組織の研究発表が行われました。
★三つの原理★
【人間の原理】全ての人は肯定されたい。肯定してくれると安心するし、その反対は嫌な
気持ちになる。常に「肯定ファースト。フィードバックセカンド」
【価値の原理】誰にとっても普遍的な価値はない。欲望・関心・目的に応じて立ち現れる。
相手の関心に関心を持つこと。
【方法の原理】目的と状況によって変わる。絶対的に正しい方法は存在しない。
株式会社ブルースターは「障がい福祉サービス事業」に日々取り組んでいますが、各事業所に勤めるスタッフ一人一人が福祉やメンタルヘルスの世界だけではなく、様々な職種や研究者からの学びを体験してほしくて今回は若いスタッフ4名に声をかけました。
サイボウズの青野社長と昭和女子大学キャリアカレッジ学院長の熊平美香先生の対談では「学習する組織を育てる」というテーマで「対話の重要性、基礎力から応用力にいくには・・・」などスタッフ全員が一番前の席で真剣に聴いている姿を発見して驚きました。
また「NPO法人きみたす」の橋田倫代さんの「自己実現可能なコミュニティとして存在する」という発表ではスタッフが前のめりで質問していたり、橋田さんを含む参加者たちとのディスカッションを楽しんでいる様子が見られました。
スタッフが外部の方々と交流し意見を交わしている姿は普段見ることができないので、とても新鮮に映りました。
「社会福祉法人P.P.P」の岡田恵理也さんの「福祉の枠を取っ払ったら見えてきたもの」は、岡山県での障がい福祉支援をされているのですが、支援事業と農業や地域の活性化を掛け算のように掛け合わせつつ特性をもった人達が地域の中でどう生きているのか、事業をどう成立させているのかを知ることができました。「地域性」について(どこで生きていくのか…)深く考えさせられた発表でした。
株式会社ブルースターとしては一般社団法人COMHCaの真嶋信二さんと共同発表をさせていただきました。
「信じあえる組織のマネジメント×癒しと変容の本質」多くの方が聴きに来てくださり感謝でした。この数年間のスタッフの変容、COMHCaの研修、デンマーク研修やレゴシリアスプレイによるワークショップ等を通じて起ったスタッフの心の変化などを発表させていただきました。
またシンポジウムでは、株式会社ブルースターとしての理念や本質行動学との関係性などを
お話しつつ、現状の難しさをお話する機会をいただきました。
学会に参加したことで、各自多くの学びと新しい出会いがあったかと思います。それは人と人とが出会うということだではなく、「新しい学びと出会う」「新しい自分と出会う」「新しい興味と出会う」等など。スタッフ一人一人がもしかしたらこのブログの場で今回の学会で感じたことを書くことがあるかもしれません♬
どんな出会いもこれからの株式会社ブルースターでの仕事にも彼らの人生にも良い影響があると確信しております。関係者の皆様、本当にありがとうございました。
【文責:花岡】
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