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担当利用者さんの最近

夏日がずーっと続き暑過ぎて通勤が億劫なすずらんの橋本です。


すずらん利用者10人のうち4人を担当として重点的に見ています。

そんな4人の最近を少し紹介しようかと思います。


Yくんは入所して2ヶ月以上が経ち完全に自分の生活のルーティンを確立しています。

移動支援や週末のおでかけなどで外では楽しいことが多いようですが1人でする趣味や暇つぶしをすることが今まではあまりなかったようですずらん内での1人での余暇時間で暇を持て余していることが度々あるようです。話をすることが好きですが他の利用者さんはそれぞれ自分が好きなことに没頭していたりスタッフもずっとおしゃべりをしてあげられるわけでもないので1人での時間の使い方が今後の課題かなと思うところです。



Fくんは「やっぱり自分は冬より夏が好きだね」と言う割には早くも夏バテでご飯があまり食べられないと言っています。健康診断も少し悪かったところが今回は良くなっていて頑張りを感じます。

そして先日メガネが見えづらいとのことで一緒にメガネ屋さんへ行き購入してきました。最近は日差しも強いのでサングラスのような遮光機能のついたメガネにしました。



Mくんは日々のストレスを甘いものや爆食いで解消していて健康診断の結果が芳しくありませんでした。関係者会議でそのストレス発散を別の方向に逸らすために好きなところへ行くための外出費を特別に設定しました。

Mくんは昔秋葉原のメイド喫茶に行くことが好きでしたが最近は知っているメイドさんがもういないからと行っていませんでした。

関係者会議の中でまた行き始めることを勧められ先月から何回か行っており帰ってきたあとで話を聞くととても楽しかったようで「いやぁ次も行かないといけなくなっちゃいましたよ。顔ばっちり覚えられちゃったんで」と満面の笑みでした。

ものの見事に釣られてるなぁとスタッフの間では話されています(笑)



Tさんはスタッフと部屋の大掃除・模様替えを行いました。細々とした物がたくさんありかなり断捨離をしたようです。すごく部屋がスッキリとしました。

そして支援の方向性を変えることにしたことがあります。

本人が大人としての社会生活をちゃんと送るためにいろいろと約束事がありました。

それは「嘘をつかないこと」「丁寧な言葉を使いましょう」「あいさつは必ずしましょう」など私達にとっては当たり前なことです。

ですがどうしても事あるごとに嘘をついたりして約束を破ってしまい怒られる、注意されるということの繰り返しとなっていました。

約束を守るということが幼少期からの成長過程の学びや環境で培われずどうしても難しいこととなっていて「約束事を守って社会生活を送りましょう」という支援方法は本人に合った支援方法ではないのではないかという結論に至りました。

どうしても約束事を破ってしまうならばそもそも約束事を作らない方向性で支援をしていこうということになり、あいさつが聞こえなければ「あいさつしようね」粗暴な言葉遣いがあれば「言葉が汚くなってるよ。丁寧な言葉を使ってね」と事あるごとに声掛けをメインとしていく。

本人に合わせた支援方法というのはTさんに限らずこのように日々模索しています。トライアンドエラーの繰り返しです。



担当している4人の日常をご紹介させていただきました。

7月にはみんなで行くボーリング大会を予定しています。みんな楽しみにしているのでその様子も来月誰かのブログでご紹介できたらと思います。

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