こんにちは!春のそよ風に心地よさを感じているグループホームすずらんのNです!
今回は、以前から交換日記でやり取りをしている利用者Aさんとの、ある日のできごとを書きたいと思います。
いつものように日記を見せてもらっている時のことです。毎日お昼ご飯のメニューを書いてくれているのですが、その日は『チキンステーキ、えびずし、シーザーサラダ』と書かれていました。
外食をする方ではないので、「??ずいぶん豪華なお昼だったんだね」と聞いてみると、「おにぎりの具だよ!」と言われました。
な、なるほど…!となりました。
普段から会話をする時に相手に間違って伝わらないよう言葉の選び方には気を付けるようにと他の職員さんからも心配をされていたAさん。
ですが、Aさんにはなかなか難しくホームでは会話をしていても相手に間違った意味として伝わってしまうことが多くありました。
これはせっかくのよい機会では??と思い伝えるきっかけとしてみました。
『チキンステーキ、えびずし、シーザーサラダ』これを読んだ相手は、お昼に何を食べたと思うかな?
《おにぎり》のチキンステーキ味と書かなければ相手はステーキだと勘違いをしてしまうし、えび寿司も《おにぎり》のえびのお寿司と書かなければ、にぎり寿司と伝わってしまうんだよと説明をしました。すると、「確かに、、、」とAさん
これは一例ですが驚くことに教えたら教えた分だけ大人になった現在でも(当グループホームは16歳以上が対象)本当に少しずつ成長ができています。翌日からは、毎日きちんと日記に《おにぎり》と書いてくれています。
そんな微笑ましいエピソードと成長に喜びを感じながら支援ができていることに日々感謝しています。
本日も、最後までお読みくださりありがとうございました。
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