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ソーシャルスキルの身につけ方

執筆者の写真: グループホームすずらんグループホームすずらん

こんにちはグループホームすずらんの橋本です。

もう30℃予報がちらほらと出てき始め暑いのが嫌いな橋本は夏の本番の暑さに思いを馳せて時折ため息が出ています。


今回はソーシャルスキルカードというものをご紹介したいと思います。

何年も教えてきて未だにあいさつができない、ありがとうごめんなさいが言えないなど社会で必要な基本的なことがほとんどできない利用者さんにどうすれば身につけてもらえるか数年間ずっと考えてきました。

以前ブログなどで紹介させていただいたデンマーク研修で講師をしてくださっている海老原さやか様の提案でこのカードの存在を知ることができました。ありがとうございます。


ここまで聞くとその利用者さんは子供なのかなと想像してしまうかもしれませんが20歳を優に過ぎた大人です。

ではなぜできないのかということになりますが知的レベルが小学校低学年から幼稚園児程度で幼少期から教わってくるはずのことを教えられずに育ってしまいました。直接教えられずとも子供は大人の行動を見て真似て育ちます。この場合身近にいる大人の行動が粗雑であれば子供の行動もそれに習うようになります。知的に問題がなければ大人になるにつれて反面教師として良くなることもあるでしょうがそこまでは考えることが出来ません。



そういった方にどういったことが格好悪いのかというものを教えるためのカード。

「このカードのどこが格好悪い?」という質問から「じゃあどうすればいい?」という改善案を自分で考えてもらうということを行っています。

すでに何回も行っていますがまだ改善案を忘れて思い出せないものがたくさんあります。忘れなくなったものやできるようになったものにはシールを貼って本人のやる気に繋がるようにしました。花丸💮やシールを貼るということは嬉しいようです。



忘れないようになるまで、当たり前になるまでひたすらになるべく頻度を短く続けていくことが重要です。

やり続けて1ヶ月は経ちましたが意識してきたのか改善がみられるものも出てきました。

今後も少しずつ身になるものが増えていくと信じて続けていきたいと思っています。


ご興味が有る方はこちらにAmazonリンクを貼っておきます。


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